2013年6月14日金曜日

未知の領域

前回はパーマデザインのアプローチの方法として大きく2つ、魅せる巻き方、収める巻き方でした。
これに加えてステムを利用する。アッパー気味に巻くと巻き収めにカールが出て、ダウン気味に巻くと魅せる巻き方のようにリッジが出てきます。あくまでデザインをする上での1要素ですが、ここを考えながら巻くのとではクオリティーに関わってきます。
話は変わりますが、私が組合のパーマ講習を担当した時に回転数と塗布のラインというものがありましてそこから学んだことの応用として考えたパーマ技法をご紹介します。

これはその塗布ラインと回転数を集約して、塗布段階でロッドサイズと塗布コントロールにより全て巻き込んでも思い通りのパーマスタイルを決定してしまうという画期的な方法ですが、一つ問題がありまして、計算がショート用であることと、W還元による塗布をしてしまうと変わってしまう所です。更にこれを実現しようとすると、強めの還元が必要である事と塗布しない部分がある事により、モチに関しての問題がある事です。現在は私の中でお蔵入りしておりますが、システムの穴を埋めることができれば、多人数サロンでの活躍が期待できます。こういう世界もあるという事だけ知っておいてください。次回は還元コントロールとウェーブ形成率を支配するです。お楽しみに


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